いざという災害時に役立つキャンプ用品の備え
更新日:2024.8.30
台風の発生が多くなる時期だけでなく、いつ起こるか分からない自然災害。みなさんのご家庭や職場では、備蓄や避難グッズの準備は万全ですか?お住いの地域は大丈夫と過信せず、いざという時のために備えましょう。実際に食料なを備蓄しておこうと思っても、賞味期限の管理などなかなか難しいものです。今回は、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方≪ローリングストック≫についてと、キャンプ用品として、防災グッズとしても使用できるアイテムを紹介します。
目次
ローリングストック
ローリングストックを知っていますか?
災害が発生した時に生き抜くためには、【普段からの備え】が一番重要です。
保存食を備蓄しておくことも大切ですが、日常で使っているものを工夫するだけで上手に備蓄できる“ローリングストック“という方法がおすすめです。
普段から少し多めに食糧を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食糧を家に備蓄しておきます。
食糧などを一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。
キャンプ道具もローリングストック
ローリングストックするのは、食糧だけではありません。
日常的に使用する飲料水、ウエットタオル、乾電池、使い捨てカイロなどは、常に一定量、家庭に置いておくようにしましょう。
災害時に役立つキャンプ道具も、普段からキャンプをして慣れ親しんでおくことで、いざという時にキャンプ道具の使い方がわからないと慌てる必要がありません。
キャンプを楽しんだ後は必ずアイテムに破損や消耗がないかのチェックを行い、いざという時に備えましょう。経年劣化や消耗箇所はパーツカタログから購入が可能です。
防災グッズとしても役立つキャンプ用品
災害はいつ発生するか分かりません。
自宅での備蓄も大事ですが、避難所へ移動のための避難グッズを一つにまとめておきましょう。公的機関の備蓄の量や種類は多くありませんので、自分や家族が必要な分は自分で揃えておくのが安心です。キャンプ用品はアウトドアの中で使用される事を想定されていて、なおかつ持ち運びがしやすい設計なので、災害時の持ち出し用の備えとしてとても役立ちます。特に備えとして役立つキャンプ用品を紹介します。
バッグパック(リュック)
持出し用には、両手が自由になる「リュックタイプ」がおすすめです。避難所までの道路の状態や雨の中を歩くことを想像すると、両手は空いていた方が何かと便利です。いつでも背負って出れるように、決めた場所に置いておきましょう。
ウォーカー
コールマンの人気のウォーカーシリーズは撥水加工を施した生地を使用。ジッパーフラップ付で雨の侵入を防ぐなど、アウトドアで快適に過ごすための様々な機能が搭載されているので、いざという災害時にも役立ちます。サイズ展開は全部で3サイズありますが、大人であれば一番大きいサイズのウォーカー33がおすすめ。家族一人一つ必要なものも違うので、各自リュックに備えて用意しておきましょう。
カラーも7種類と期間限定カラーも発売されていることもあるので、一人ひとり違うカラーにして事前に決めておくと、いざという時すぐに迷わず背負え、いざという時後姿でも誰かわかりやすくなりますよ。
荷物が多い場合
家族に乳児やお年寄りがいる場合、通常よりも荷物が増えたり、荷物を分担して背負うことが難しいかもしれません。そんな時はホイールバッグや大容量のバックパックにまとめてみましょう。
オールインワンホイール (コヨーテ)
オールインワンホイール (コヨーテ)は、大容量約85Lのホイールバッグ。悪路では背負って移動できるよう背面に取り外し可能なショルダーハーネスを装着しているので背負って移動ができます。レインカバーも装備しているので、雨天時でも安心です。
トレックパック
林間&臨海学校に最適なリュックタイプのバックパックです。防災バッグとしても小学生~大人まで使える約42-50Lの大容量バックパック。
お子さまの林間学校・臨海学校時に最適なリュックですが、大人も背負えるサイズ。お子さまでも収納しやすく物が取り出しやすい設計なので、いざという時の災害用に必要なアイテムを収納しやすくなっています。また、避難所内での移動や荷物を分けられる嬉しいナップサック付き、荷物が多くなった時にチャックをあけると容量がUPする拡張機能付きなど充実した機能を搭載しています。
避難所で役立つマット
避難所では、自治体によって避難用具は様々。段ボールなどの敷物が配布される場合もありますが、体育館のようなホールの床の上に敷いて直接寝るのは、かなり体に負担がかかります。更に秋から冬にかけてはなかなり床から冷気が来て底冷えしますので、是非マットは用意しましょう。コールマンのコンパクトマットは携帯性に優れ、膨らますのも道具いらずなので、持ち出し用にあると便利です。
コンパクトインフレーターマット/S
約725gと軽量で、収納時サイズも約φ11×26cmとコンパクトなので防災リュックに入れておけます。従来品より横幅約40%アップの約76㎝とワイドサイズなので、寝返りしても落ちにくいエアマット。
ポンプ付き収納ケースなので道具いらずで簡単に膨らませられます。エアマット本体はダブルバルブのためあっという間に空気の抜き取りができるので後片付けも簡単です。
多機能なLEDランタン
災害時や停電時に必要な灯り。キャンプ用のLEDランタンは燃料を使わず安心なことに加え、便利な機能を搭載しているの災害時にとても役立ちます。
マルチパネルランタン
キャンプでテーブルやキャンプサイトを照らすLEDランタンですが、いざという災害時に役立つ機能が搭載されています。
発光パネルは取り外しが可能なのでクアッドマルチパネルランタンは4カ所へ、2マルチパネルランタンだと2カ所へ持ち出すことができます。また取り外したパネルはハンドル付きなので懐中電灯のように使用することや、ハンドル45度くらいにして置き型にして使用することもできます。取り外した本体は発光源がなくなるわけでなく、本体自体に発光部分があるので取り外した本体付近も照らすことができます。
発光パネルはマグネットがついているので、マグネットがつく玄関ドアや冷蔵庫、キッチンのレンジフードなどにくっつけることができるので、停電時非常に役立ちます。また、USBポート付きなのでランタンからスマートフォンなどの充電が可能です。ランタン自体は乾電池式なので、長期間停電がある際などは電池の備蓄があれば安心です。
いざという時安心して使用できるLEDライト
懐中電灯を使おうと思った時に、電池が液漏れ、電池切れで使えなかった経験がある方におすすめにライト「バッテリーガードTMシリーズ」。電池を入れたまま保管しても通電せず過放電を防止するので、キャンプはもちろん、停電や災害時などいざという時にも役立ちます。
※電池は使用していない間も自然放電をしています。自然放電による電池切れは防ぐことができませんので、予めご留意下さい。
※電源をオフにする事で電池容量の低下を防ぐことができますが、電池本来の容量を増やす効果はありません。
※数値は当社比であり、全ての環境において効能を保証するものではありません。
LEDランタン
キャンプ時の食卓テーブルや防災の備えに最適なLEDランタン。全方面からの水しぶきに耐えられる防水機能付きです。温かみのあるウォームカラーなので室内でもまぶしすぎず、目に優しい明かりで照らす事ができます。
光量3種類(1,000/600/200ルーメン)がラインナップ。
バッテリーガードLED ランタン/1000
明るさ3段階調整+点滅機能付き
バッテリーガードLED ランタン/600
明るさ2段階調整
バッテリーガードLED ランタン/200
on/offのスイッチモードのコンパクトサイズ。
ヘッドランプ
全方向からの水しぶきに耐えられ、角度調整が可能! 両手が自由になるので、いざという時にも便利です。
いざという時に役立つアイテムを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。キャンプだけでなく防災用としてもお使いいただけるアイテムが多くあります。いざという時のために準備を万全にしておきましょう。
コールマン ジャパンは、日本気象協会が主宰する「知る防災」に協賛しています。こちらでご紹介したローリングストックをはじめ、防災に関するあらゆる情報が網羅されています。
ご参考にしてみてください。
東日本大震災、熊本地震などの事例から、災害時に役立つアウトドア術をご紹介。