投稿者:サワキックス
重いから簡単に美味しくなる、メンテが必要だから一生使える
ダッチオーブンのイメージといえば、重い、錆びる、手間がかかる。
その上に、12インチということで最もデカい、そして深い。
つまり取り扱いづらくてメリットもあまり分かっていませんでしたが、セールだったので買ってみました。
そして実際に2泊3日のキャンプで使ってみました。
結果から言うと、ファミリーキャンプで大活躍しました!
BBQといえば火加減の調整が難しいが、これは大火力の焚き火に入れても取り扱いが簡単で楽チン。
そしてとにかく美味しく仕上がる。
全員が美味しいと感動してもらえる価値に比べたら、多少のメンテナンスの手間なんて比じゃないです。
うちは、食べ終わったら水入れてお湯にして、「ささら」と言われる竹のたわしでぐるぐる回すだけです。
再度、火にかけて乾かしたら、料理で使ったオリーブオイルをキッチンペーパーで塗って終わりです。
料理の作りおきだけは避けないと錆びたりしてきますので、別途タッパやお弁当箱に移し替えて掃除してしまいます。
また「重い」という問題も、別途お金払ってジムに通うことを考えたら、
キャンプついでに筋トレできちゃうので、これ持ってスクワットとか出来ちゃいます。
10kgあるので結構効きます。
セールで売れてないみたいですが、キャンプに慣れてきたし、興味はあったので買ってみました。
普通であれば12インチのダッチオーブンは2万円ぐらいしますから、それに比べたらめちゃめちゃお得です。
ここからは自分の個人的な感想です。
40代男性、1歳と4歳の男児の4人家族、趣味は海外旅行、小さい会社やっています。
20年住んだ東京から地方移住してキャンプ楽しんでいます。
そんな私がこのダッチオーブンに感じたのは、
「レトルトやジャンクフードなど、手軽で楽ばかりを取る人には向いていない」
商品だと思いました。
食に興味があり、味の違いがわかるような、名店のシェフがいるようなお店を好む人は使うべきです。
食べログやGoogleマップで口コミのポイントなどを、いちいち調べていくようなグルメよりの人は、絶対買ったほうが良いと思います。
手軽な入門キャンプではなく、少し慣れてきたファミリーキャンプやグループキャンプでは大満足してもらえるはず。
そんなキャンプに慣れてきて、人を喜ばせたいというサービス精神あふれる方にはもってこいの商品。
私は鋳鉄の魅力に取り憑かれ、すぐに別商品のクラシックアイアンスキレットも購入してしまいました。
ダッチオーブンは深いので鍋、煮込み、丸焼き、スキレットは蓋付きで水分が中でまんべんなく循環する仕組みなので、カラカラになりがちなパエリアなどもカリッと、ふっくらと仕上がります。分厚いステーキもこれでレベチに仕上がります。
これにクラシックアイアングリドルも買ってしまったのでもう道具は完璧です。
カレーやピザみたいな一般的なキャンプ飯には飽きてるので、イタリアンや中華、韓国料理などの料理をすべてこれらの鋳鉄シリーズで作っています。
おそらく海外旅行が好きだったり、色々なレストランに行ったりと、食の経験が豊富な方のほうがより満足して使いこなせると思います。
それにメリットも感じると思いますし、アイデアもでます。
とはいえ、
とりあえず丸鶏入れて、
ゴロゴロと野菜をブチ込んで、
オリーブオイルに岩塩、ハーブなど入れて、
ボーボーと焚き火にかけるだけで、
別世界の料理が待っています。
これは日常の食事では味わえない感覚です。
これぞキャンプであり、大人のバーベキューといった感じです。
それになんでもうまく出来ます。
重いからこそ、火がまんべんなく通るし、無水調理になるので、簡単に美味しく仕上がります。
もうテフロン加工されたクッカーセットは全く使わなくなりました。
(だって美味しくないんだもん)
キャンプ飯で人を感動させたい方、家族の喜ぶ顔が見たい方、絶対買ったほうが良いです。
キャンプ道具を色々買いましたが、ダッチオーブンだけは使ってみないと魅力がわからない、その代表格だと思いました。
さぁ、向こう側の世界へ行ってみたい人は、ぜひポチりましょう笑
本気のレビューをご覧頂いてありがとうございましたm(_ _)m
◎: 10人の方が「参考になった」と言っています。
△: 2人の方が「参考にならなかった」と言っています。